Slow & Steady -to discovery the root-

 
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09
 

アメリカヴァーモント→カナダケベックへと続いたアウェイゲーム2連戦。

この2試合にはとてもたくさんのことが隠されていることに、
帰路のバスの中で試合を振り返りながら気づいた。


第1戦
相手は、ヴァーモント フロストヒーブス

カンファレンス2位のチーム。
しかし、1位のミルラッツが13勝。
フロスヒーブスが9勝。

プレイオフ進出のためにも、ヴァーモントは負けられない戦いだった。


実際の試合は、カンファレンスチャンピオンを決めるだけの素晴らしい戦い。

米国にきて、一番の試合だった。

金曜日の夜という平日にもかかわらず、
1階席2階席は満員御礼(=ほぼアウェイ状態)。
もともと、非常にレトロで木製の小さい会場。全部で4000人というところか。
「3時間かけて応援に来たよ」というミルラッツファンも一角を占める。

P1000949_convert_20090309104400.jpg
(今回の映像ではないが、以前撮影した同アリーナ)

お互いに前半から非常に集中した、非常にいいムードを醸し出す。
客観的に見て、ヴァーモントからは
観客、選手、スタッフ、会場中の関係者から
『絶対に負けられない戦い』という気持ちがヒシヒシと伝わり、
『ちょっとまずい展開になるかな』と思った。

前半終了した時点で、2点差。
非常に緊迫した雰囲気が続く。

ハーフロッカールームでも、
レトロな作りのためか、互いのチームの非常に気合の入った声が聞こえる。

後半も非常に集中したゲームが流れる。
あれだけ集中した背景には、気持ちがあるのだろうけど、
その気持ちから体現されるDefに大きな要因があったと思う。
もし、単なるハイスコアゲームで追いつ追われつになっていたら、
このピーンと張りつめたピアノ線みたいな雰囲気にはならなかったと思う。
互いに素晴らしいDefを披露し、その一瞬のすきを逃さずブレイク勝負。
これが独特の雰囲気を醸し出していた。
Defも互いに隠すことなくゾーンプレスやトラップ、ゾーンディフェンスなど多様に。
プレイヤータイムアウトを含むすべてのタイムアウトで、Defが変化し様相が常に変化していた。

そして、勝負の4Qは互いに点の取り合い。
第4Q残り20秒、ミルラッツ2点リードで、
ワンプレイをヴァーモントが沈め、オーバータイムへ。

オーバータイムは、色々な意味で観客の後押しを得たヴァーモントがものにし勝利。



非常に息の詰まる好ゲームだった。



この試合を見て思うことがいくつか。

カンファレンス優勝をかけたこの試合に非常に締まった試合。
ヴァーモントは試合前から宣伝していたし、
会場には素晴らしいチーム紹介のプログラムも配布。
試合中のタイムアウトの際には、
Tシャツを観客席に投げ入れたり、マスコットが会場せましと走り回ったり。
相手ながら、この試合にかける気持ちには尊敬させられた。
また、オーバータイムの際にふと得点版に目をやった時に気付いたが、
80歳を超えた女性が右手と左手を重ねるように杖をつき、
横からは旦那さんに脇を抱えながら、大声で応援されていた。
その方は足元も覚束ない状態だけども、
結局オーバータイム中ずっと立ちっぱなしで応援されていた。
勝利が決まった瞬間も大喜び。
なぜか知らないが、そんな姿を見て自分はとても感動してしまった。
このような素晴らしい試合のコートに自分が立てたことは幸せだ。


また、オーバータイムでの出来事。
残り30秒2点ビハインドの状態で、うちのゾーンプレスがはまり。
マイボールにしたはずだった。
当該選手も「あっ」っていう顔をした。
が、レフリーのジャッジは、ヴァーモントボールを指さしていた。
アピールしたいけども、
「ここでテクニカルとられたら…勝負が決まってしまう」ということでコーチがベンチを静める。
で、結局、その後ファウルゲームをしかけるが点差は縮まらず、敗退。
あのレフリーのジャッジは、観客の力だったように思えてならない。
ここまで完ぺきにジャッジしてきた人間の心を動揺させるだけの力が、
ヴァーモントの観客からは出ていた。
うちのベンチも、自分も、あっさり引き下がったし。
目に見えない力、野村監督の「無形の力」の1つになるんだろうか。
とても素晴らしい観客だった。

もうひとつ。
この試合非常に熱くなった自分は、金沢大学時代のように、
ベンチの端っこからレフリーへアピールしたり、盛り上げたりしていた。
実はオーバータイムの最後の最後でテクニカルを吹かれた。
その時、レフリーが明らかにこっちをみて吹いたので、
「はうっ...」と思いきや、横にいたうちのGMに対してだった。
「ほっ。」ってか、審判にテクニカル吹かれるほど、私の英語力はありませんからね^^;
この試合、この声だしのせいで喉をつぶしてしまった。
情けない。
後半、ベンチの選手と一緒に盛り上がっていただけで、のどが...
選手がトレーニングしているように、指導者もトレーニグしないと。
4月から大丈夫かな…と不安になった。

最後に、
上述したけどもDefがしっかりとしていないチームは魅力が半減すると思う。
華麗なド派手なプレイをするのも、素晴らしいDefがあってこそ映えるもんだと思う。
「とにかくDef、バスケットはDef。
 ハイスコアゲームを目指すチームもリバウンドやルーズボールはしっかりやらないと。
 リバウンドもルーズボールもDef。」
互いにDef良く映ったけど、オーバータイムで100点ゲームだった。


やはり、この日に勝利して、カンファレンス優勝を決めたかったけども、
今回は客観的に、ヴァーモントの選手スタッフ観客関係者の姿勢にあっぱれです。
選手も負けて悔しかったけども、
すごく気持ちのいい表情をしていたし、
コーチも「明日だ。明日、今日のような試合をするしかない」のみ。


最後の遠征で、最も素晴らしいゲームに立ち会うことができた。



-宿舎に帰って-
連戦ということで、大学1年次以来の洗濯を^^

これがまた、5Lや6Lのユニフォームが乾かへんこと。。。

大学時代は同期と花火しながら洗濯したり、喋りながら洗濯したりしたけど、
この洗濯という伝統も素晴らしい伝統です。
久しぶりに洗濯をしてみて、
洗濯してくれる1年生やマネージャーに感謝しないとね^^

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プロフィール

Coach-E

Author:Coach-E
名前:
衛藤 晃平
(Kohei Etoh)
出身:
大阪府
経歴:
・大阪府立住吉高等学校
・放浪
・金沢大学教育学部スポーツ科学課程
・金沢大学大学院教育学研究科
指導:
・金沢大学男子バスケットボール部H.コーチ
・浜松大学男子バスケットボール部A.コーチ

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